まだまだ限られてはいますが、借り換えや、融資対応してくれる金融機関が少しずつ増えてきました。
ただ、対応してくれる金融機関であっても、きちんとした信託契約書でなければ、融資を受け付けてもらえません。
(信託契約書を作成・信託登記までしたにもかかわらず、不適切な点があったため、
信託口口座の開設や、融資が受けられなかった、というトラブル事例もあります(東京地判令和3年9月17日参照))
そこで、融資を予定する場合や、信託予定の不動産に担保権が設定されている場合には、信託の専門家を通じて、事前の調整を行っていく事が大切です。