「遺留分請求と世界の民事信託について」パネリスト登壇しました!【一社)民事信託推進センター様】
一社)民事信託推進センター様主催、第3回テーマ別民事信託研究会
「遺留分請求と世界の民事信託について」において、
当事務所の弁護士海野千宏がパネルディスカッションに参加させて頂きました!
当日は、東京大学の溜箭将之教授をお迎えし、「遺留分と世界の民事信託」というテーマに関し、
相続代替制度としての民事信託を民法、準拠法等からどう位置づけられるか、
比較法の観点を踏まえた上で、日本における民事信託・家族信託と遺留分についてご講演頂きました。
英米法体系の信託について、大陸法系の遺留分をどう考えるのか。両者を考えなければならない日本法における解釈は極めて難しい問題ですが、
①これらの混合法体系であるルイジアナや、
②大陸法系でありながら信託条約を介して信託の国内化がなされたイタリア、あるいは
③夫婦共有財産制度と接合したアメリカでの考え方が参考になるのではないかと思い、
これらについて溜箭教授にご質問させて頂きました。
当事務所では、民事信託と遺留分の問題についても、紛争予防のポイントを押さえた安心な信託をサポートして参ります。